テニスボールを使ったふくらはぎのむくみ、疲れを緩和するマッサージ

ふくらはぎのむくみはなぜ起こるの?
起きている間は足が体の一番下に位置するため、水分がたまっていき、夕方や夜にむくみが起きやすくなります。立ち仕事をはじめ、同じ姿勢で長時間過ごすことが大きな原因のひとつ。また代謝の悪い人や冷え性、血行不良なども、足のむくみや疲れにつながります。
ふくらはぎのむくみ、疲れを放っておくと…
むくみやだるさが治りにくくなるのはもちろん、長時間の立ち仕事などで脚の静脈に負担がかかる状態が続くと「下肢静脈瘤」を発症しやすくなります。これは脚の静脈に血液がたまり、たまった血液で足の静脈の一部がこぶの様にふくらむ病気。このような症状を起こさないためにも、日々のケアをおすすめします。またふくらはぎのむくみを解消することで、足やせ効果も期待できます。
“ながら”でできる! 「にゃんコロコロ」「福にゃんリング」で手軽にむくみや疲れを解消しよう
「にゃんコロコロ」、「福にゃんリング」はテニスボールを使ったマッサージが安全に行える健康サポートグッズです。「ボールが転がって使いにくい」「思わぬ事故につながる」といった心配がない、シンプルだけど頼もしいアイテムなんです。
もちろん市販のテニスボールだけでもツボ押しはできます! お家にテニスボールがある方はそのテニスボールでふくらはぎのむくみや疲れに効く押圧マッサージを試してみてください。
やり方
- 膝を伸ばした状態で座りながら、「にゃんコロコロ」、「福にゃんリング」またはテニスボールの上にふくらはぎを乗せ、ゆらゆらと揺らす。
- 足三里(あしさんり・箇所は後述)を刺激するときは膝下の外側を床に向けて座るか、横向きに寝て足を乗せる。
- 女性のツボと言われる三陰交(さんいんこう・箇所は後述)を刺激するときは、膝下の内側を床に向けて座るか、横向きに寝て足に挟む。
使用時間とタイミング
気になるときに1日何回でも(3分以上も可)。風呂上がりにツボを刺激すると足腰の血行が促され体温が上がるため、寝る前、風呂上がりなどに行うとよいでしょう。また快眠効果も期待できます。
期待される効果
ふくらはぎのむくみ、こむら返り、生理痛の緩和、足やせ
刺激されるツボ
- 委中(いちゅう):膝の裏のシワの真ん中あたり/効果:足の疲れ、痛みの緩和
- 承山(しょうざん):ひざ裏と足首の中央/効果:こむらがえりを防ぐ
- 足三里(あしさんり):膝下外側/効果:筋肉のコリを解消
- 三陰交(さんいんこう):内くるぶしの頂点から指幅4本分上/効果:生理痛、冷えの緩和。消化器、肝臓、腎臓などの働きを助ける
注 意
- 痛みの具合によって加圧の強弱を加減してください。ただし血管が集まっている箇所なので、強く押しすぎないように気をつけて。
- 骨を痛める可能性があるので、骨には当てないでください。また、長時間の使用は避けるようにしてください。

監修:武田浩子
あん摩マッサージ師
機能訓練指導員
介護予防指導士
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介護予防指導士
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